クォティディアニ印刷センターと QIPC 社がイタリアで初めての新聞用印刷機用クローズドループカラーコントロールを契約

Oosterhout, 1月 2014 — クォティディアニ印刷センター(CSQ)とQ.I. プレス・コントロールズ(QIPC)社は、イタリア市場で初めて協力することになります。今回初めて CSQ’ WIFAG OF373/6 新聞用印刷機にクローズドループカラーコントロール IDS が装備されることになりました。今回の投資は湿し水制御を含むクローズドループカラー用の 8 台の IDS スキャナーに当てられます。


クォティディアニ印刷センター(CSQ)は、2000 年に創業した近代的な新聞印刷会社です。エルブスコにある同社の建造物としても魅力的な工場には、「最新」のテクノロジーが詰め込まれた 2 本の WIFAG 社製印刷ライン、すなわち、10 台の印刷タワーと 2 台の折り機から成る WIFAG 社製 OF370/GTD と、2008 年と2010 年の 2 段階で設置された 8 台の印刷タワーと 2 台の折り機から成る WIFAG 社製 OF 373/6 があります。CSQ 社は毎日 15 紙を印刷していて、全国紙、地方紙、一部の地域用の外国紙などが含まれます。合計年間発行部数は 1 億 2500 万部です。

「当社は常に市場の新開発技術にしっかり寄り添って進んでいます。2005 年に当社の WIFAG 社製 OF370GTD 印刷機に第一世代のカラーレジスターシステム(IRS)を取り付けていますので、QIPC 社のことはよく知っています。このため、IDS クローズドループカラーコントロールで実現された新技術も導入することにしたのです。」と CSQ 社の事業部長ダリオ・デ・サイアン氏がおっしゃっています。CSQ 社はクローズドループカラーコントロールを導入したイタリアで最初の新聞印刷会社で、同社の印刷機は色を非常に精確に再現し、印刷全体を通して一貫性があります。このことにより、労力と損紙の削減がもたらされます。「過去何年にも亘り、当社のサプライヤである QIPC 社との素晴らしい経験があり、顧客のニーズを満たす革新的で信頼性の高いソリューションを届けてくれる QIPC 社の継続的な努力や良好な顧客サービスが、IDS クローズドループカラーコントロールへの投資を決心させたのです。」

ダリオ・デ・サイアン氏は続けます。「私は顧客訪問と複数の事業例で好印象を持ちました。特に、最近追加された IDS 機能のひとつや湿し水制御が私の注意を引きました。印刷ユニット内の湿し水の供給は時により変動しますが、今は色が調整されるのと同じ速度ですべてが IDS により完全自動で識別され、調整されています。このため 2 台のコンポーネントによるオフセットプロセスの制御や、インキおよび湿し水制御について以前ほど心配する必要がありません。今は両方とも IDS により自動的に制御されています。」

QIPC 社販売・マーケティング部国際部長、ヤコ・ブリーイェンバーグは「我々はこの注文にとてもワクワクしています。新聞印刷業界でクローズドループカラーコントロールがその重要性を増していることを証明しているだけではありません。今回の設置は当社の南欧市場の重要な導入例になるからです。」と申しています。

QIPC 社のイタリアの代理店である GMDE 社の CEO 、カルロ・カポリッジ氏は「この結果は、CSQ 社が数年前の取引開始時点から QIPC 社に満足しているお客様であることからも、QIPC 社のソリューションやその組織の品質が高いことを示しています。当社はQIPC 社のパートナーであり、CSQ 社に認められたソリューションプロバイダーであることに誇りを持っています。これには、非常に長期に亘る良好な関係と相互理解があります。CSQ 社はこのプロジェクトでもまた常に市場をリードすべく彼らの設備を維持するためにイノベーションに投資する姿勢を示してくれました。」と語っています。

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マリオ・ラッティ氏(CSQ社社長)左とジオバーニ・ヌリ氏(CSQ社副社長)右の間に立つヤコ・ブリーイェンバーグ(QIPC 社販売・マーケティング部国際部長)

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