Oosterhout, 8月 2014  – Telegraaf Media グループ（TMG）の一員である Telegraaf Drukkerij グループ（TDG）は、近々最新の革新的な装置 IDS-3D を含む Q.I. プレス・コントロールズ（QIPC）社の全自動システムを導入します。TDG は生産プロセスと最終製品の両方の品質を、希望通りに改善することになるでしょう。

Telegraaf Drukkerij グループに属する印刷施設会社の責任者ファーディ・デマーズ氏は、これから始まるプロジェクトに大いに期待しています：「印刷工程に QIPC 社の技術を使用することで、コストの削減が期待できます。これは新聞 1 部当たりの印刷コストを安定させるために重要な事項です。QIPC 社のソリューションには、変動のない一貫した品質の達成も期待しています。これらのすべての効果によって、私たちは将来における印刷の効率性の維持のための重要な一歩を踏み出すことになるでしょう。」

氏は以下のように言葉を続けられます：「私たちは、QIPC 社がプロフェッショナルなスキルに優れていることをこのたび認識しましたが、しかし何といっても同社と好ましくまた建設的な会話を交わすことができました。それが成功の基礎となるものです。同社の新しいシステムは現在最も進化したシステムであるため私たちにとって適切な選択肢であり、これにより私たちはさらなる発展のための重要な歩みを進めることができます。この投資により、私たちは目標を達成できるものと期待しています。必要に応じての印刷プロセスの修正をサポートしてくれるマネージメント情報システムも、重要な役割を演じることでしょう。」

QIPC 社は、アムステルダム（オランダ）にある TDG の印刷工場に設置されている「De Telegraaf」紙を印刷する PECOM 制御システムを装備した manroland 製 TELEMAN（COLORMAN）印刷機に 16 台のカメラを取り付けます。この印刷機は 4 台の印刷ユニットで構成されています（9 および 10 胴サテライト）。TDG は、オランダで最初に QIPC 社の最新の革新的システム IDS-3D を設置する印刷会社となります。IDS-3D は、世界初の画像ベースのレジスタおよびカラー制御カメラです。IDS-3D を使用することで、ジョブ、印刷会社あるいは印刷機に左右されることなく、最小限の損紙と最大限の効率で色と見当を卓越した安定性をもって再現することが可能になります。これらすべては、カラーバー、グレーバーストリップあるいはマークを一切印刷する必要なく達成されるのです。TELEMAN（COLORMAN）印刷機では、IDS-3D は表面/裏面見当を含むカラーレジスタ、色および湿しを制御します。TDG は新しい IDS-3D に加えて、カットオフおよびターナーバーレジスタ用の mRC-3D、および QIPC 社のマネージメント情報システム IQM（傾向レポート機能を含む）も発注しました。

デマーズ氏は、「将来にわたり、効率的で高品質な印刷はその重要性を失うことはないでしょう。QIPC 社は、その両方の目標に適合可能なソリューションを提供してくれます。私たちは 1 台の印刷機へのIDS-3D の設置からスタートすることになります。当社の設定する基準に適合すれば、QIPC 社のソリューションを装備する印刷機の台数を増やすつもりです。」という言葉で話を結びました。

エリアセールスマネージャのErwin van Rossemは「TDGより信頼を寄せていただいたことを誇りに思います。」と話しています。QIPC 社会長のメンノ・ヤンセンは付け加えて、「私たちの継続的な製品改良に投資してくださる印刷会社の存在は、良好な信頼関係が確立されていることを証明するものです。これは、私たちがお客様にその事業展開において引き続き付加価値の提供が可能であることを意味します。私たちは、 TDG とのこのプロジェクトの着手に大いに意欲を掻き立てられています。私たちの関係は長年にわたるもので、その関係がこのプロジェクトに結実したことをうれしく思います。」と言っています。